「息をのむようなファイナルだった」メッシがカタールW杯決勝を回顧!ハットのエムバペにも言及「3得点しても優勝できないなんてクレイジーだ」

2023年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

母国を36年ぶりの優勝に導く

カタールW杯の決勝で熱いバトルを繰り広げたメッシ(左)とエムバペ(右)。(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表のリオネル・メッシが、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝で対戦したフランス代表の同僚キリアン・エムバペのパフォーマンスについて語った。

 昨年開催されたカタールW杯で、メッシはアルゼンチンの主将としてチームを牽引。決勝まで勝ち上がり、エムバペ擁するフランスと激突した。

 試合はメッシのゴールなどでアルゼンチンが2点をリードするなか、後半にエムバペの2ゴールでフランスが同点に追いつく展開に。延長でも両者が1ゴールずつを奪い、3-3のまま突入したPK戦の末、アルゼンチンが勝利。36年ぶりの優勝を果たした。

 クラブの公式サイトでインタビューに応じたメッシは、自身5度目の出場でついに勝ち取ったW杯優勝に「すべての経験がとても素晴らしかった。一生の夢が叶い、アルゼンチンの人たちと祝うことができた。ワールドカップでプレーできた幸運な僕たちにとっても、アルゼンチンのすべての人々にとっても、生涯心に残る瞬間となった」と喜びを露わにした。
 
 また、熱戦となった決勝戦については「本当に息をのむようなファイナルだった」と振り返り、ハットトリックの大活躍を見せたエムバペのパフォーマンスについても言及した。

「試合の流れはクレイジーで、キリアンは決勝で信じられないゴールを3つも決めた。決勝でハットトリックをしても優勝できないなんて、これもまたクレイジーだ。でも、彼はすでにワールドカップで優勝しているし、世界チャンピオンになるのがどんなことかも知っている。だからサッカー界にとって素晴らしい決勝戦になったんだ。

 そして今、彼と同じチームでプレーできるのが嬉しい。パリでともに素晴らしい結果を残せることを願っている」

 メッシとエムバペがプレーするパリSGは、現地時間3月8日にチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦を控えている。2人が共闘し、クラブの悲願であるビッグイヤー獲得に近づけるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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