現地時間３月５日に開催されたブンデスリーガの第23節で、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトはアウェーでヴォルフスブルクと対戦した。

　フランクフルトは、長谷部が３バックの中央、鎌田がダブルボランチの一角でともにスタメンに名を連ねた。

　９分、ローデの左からのクロスをGKカステールスがはじいたボールに鎌田が反応。エリア手前からダイレクトで狙ったが、大きく枠を外れた。

　直後の10分、スルーパスに抜け出したマルムシュにネットを揺らされる。一度はオフサイドの判定となったが、VAR検証によりゴールが認められ、先制点を献上した。

　それでも22分、ブタのピンポイントクロスをコロ・ミュアニが打点の高いヘディングシュートで叩き込み、試合を振り出しに戻す。
 

　さらにその４分後、相手のクリアボールを拾ったエヌディカが、ワントラップから左足を一閃。豪快なミドルがネットに突き刺さり、逆転に成功する。

　しかし43分にFKのピンチを迎えると、ヴィマーが蹴ったボールをゲアハルトに頭で決められ、同点に追いつかれる。このまま前半を２－２で終える。

　迎えた後半、フランクフルトは55分にエリア手前の右寄りでパスをもらった鎌田が、左足で鋭いミドルを放ったが、惜しくも枠を捉えられない。

　72分には、鎌田のスルーパスを受けたコロ・ミュアニの折り返しをリンストロームが合わせて、勝ち越しゴールかと思われたが、フランス代表FWの飛び出しがオフサイドと判定されてノーゴールとなる。

　試合はこのまま２－２で終了。公式戦３試合勝利なしとなったフランクフルトは次節、11日にホームでシュツットガルトと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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