元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が３月５日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。レアル・ソシエダで躍動する久保建英の去就に言及した。

　現在、ラ・リーガで４位につけるチームの主力として存在感を示している久保。闘莉王氏は日本代表アタッカーの今シーズンのパフォーマンスを「大人のプレーになってきた」と絶賛した。

「簡単にボールを取られない、積極的なプレーができている、時にはリスクを負ってパスを選択する。少し歳を取ることによって色んな経験をして、大人のサッカーにちょっとずつ変わってきたのかなと思う」
 

　続けて、2019年から昨夏まで契約していたレアル・マドリーへの復帰の噂について見解を語った。

「（R・マドリ―の）チャンピオンズリーグのリバプール戦を見たんですけど、じゃあ久保くんをあの舞台に立たせたらどうなるのかな、と。モドリッチの代わりに入れたらどうなるか、ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴのところに入れたらどうなるのかなと考えると、まだ力不足。まだ力がそこまでに至っていない」

　厳しい意見を口にしつつも、「ただ、レアルが買い戻そうと考えるくらいのプレーをしているのであれば、本当に誇らしいこと」とし、「あのチャンピオンズリーグであれだけの戦いができるような久保くんを僕も見たい」と今後のさらなる成長に期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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