現地時間３月３日に開催されたラ・リーガ第24節で、久保建英が所属する３位のレアル・ソシエダが、16位のカディスとホームで対戦した。

　前節のバレンシア戦では精彩を欠くも７戦連続のスタメン出場を果たした久保は、４－３－１－２のトップ下に入った。

　その久保は19分、GKレミロからのキックを右サイドで収め、そのままドリブルで独走。自らシュートを狙うも枠を外れる。

　45分にはビッグチャンスを創出。敵陣の左サイドでボールを奪い、中央へパス。オジャルサバルがスルーし、カルロス・フェルナンデスがGKと１対１になるも、ゴールに右に外してしまう。決めていれば、久保のアシストになった惜しいシーンだった。

【動画】久保が見事なボール奪取からビッグチャンス創出も…味方が外してアシストならず

　さらに後半に入って51分には、カウンターからドリブルで持ち込み、ゴール前へスルーパス。わずかに合わなかったが、飛び込んだオジャルサバルが拍手を送った秀逸なパスだった。

　ソシエダは61分に二枚替えを行ない、C・フェルナンデスとメンデスを下げて、スタメンを外れていた主砲のセルロトと故障明けのシルバを投入。久保は左サイドに回る。

　67分には大ピンチ。相手GKのキックから一気にゴール前へ運ばれるも、ロジェールのシュートはポストに救われる。

　その後も久保とシルバの連係などから押し込み、後半アディショナルタイムには14番が際どいシュートを放つも、GKレデスマに防がれた。

　１点が遠かったソシエダはスコアレスドローで、３戦未勝利と失速してしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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