韓国サイドにとっては看過できないミステイクだったようだ。

　現地３月３日、韓国メディア『My Daily』が「一線を越えた」と断じたのが、韓国代表ＤＦキム・ミンジェ（ナポリ）に関する誤表記だ。間違えてしまったのは英メディア『Sports Mole』。マンチェスター・ユナイテッドが夏に獲得を狙う５人のＣＢ候補リストに、キム・ミンジェの名を挙げた際、「日本代表のキム・ミンジェは……」と記載してしまったのだ。

　単なる勘違いだと思われるが、『My Daily』は「今シーズンのナポリでの活躍を紹介したのちに、衝撃的な言葉が使われたのだ。あろうことかキム・ミンジェを日本代表の選手だと表記したのである」と報告。続けて、「まったくバカバカしい報道であり、韓国のサッカーファンと国民の怒りを買うようなミス。特にこの２日前は"３.１節"（日本から独立運動を記念する日）だった。キム・ミンジェの国籍すら正しく把握していない軽率さと驕りに溢れている！」と断じた。
 

　なお、『Sports Mole』は他の４選手の国籍は間違っていない。ちなみにその顔ぶれは、ユリアン・ティンベル（アヤックス／オランダ代表)、アレッサンドロ・バストーニ（インテル／イタリア代表）、アントニオ・シウバ（ベンフィカ／ポルトガル代表）、アクセル・ディサジ（モナコ／フランス国籍）で、『My Daily』は「ヨーロッパの選手の国籍は正しく表記している」と皮肉った。

『Sports Mole』は掲載から24時間が経過した時点でも、まだ同箇所の修正をしていない。韓国サイドから相当数のクレームが届いていると思われるが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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