現地時間３月２日、コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）の準決勝第１レグで、レアル・マドリーとバルセロナが激突。アウェーの後者が26分にオウンゴールで得た１点を守り切り、先勝した。

　この今シーズン３度目のエル・クラシコは、計６枚のイエローカードが飛び交う、やや荒れ気味の展開となったなか、注目を集めているのが、試合が動く直前の24分のプレーだ。

　マドリーのヴィニシウス・ジュニオールは、自陣で２人をかわし、さらに持ち上がろうとするフレンキー・デ・ヨングに対し、激しいプレス。身体を密着させ、文字通りがっぷり四つに組むと、最後はヘッドロックするような形で、相手をピッチになぎ倒したのだ。

　ヴィニシウスにはすぐさまイエローカードが提示された。ただ、自身も身体を掴まれていたためか、猛抗議。激しいジェスチャーで不満を爆発させた。
【動画】もはや格闘技！ヴィニシウスvsデ・ヨングの衝撃バトルをチェック

　まるで格闘技のような肉弾戦は、米大手スポーツチャンネル『ESPN』の公式ツイッターが、「ヴィニシウスとデヨングがバトル。エル・クラシコは白熱している！」と添え、映像を公開するなど、たちまち話題に。世界中のサッカーファンからも、驚きのコメントが続々と上がっている。

「なぜイエローに腹を立てたのか、何を期待していたのか分からない」
「これでカードが出ない世界がどこにある？」
「彼は被害者を演じるのが好きだね」
「柔道か何か！？」
「そのまま袈裟固めまでしそうなレベル」
「これがなぜレッドじゃないんだ？」
「狂気」
「完全にヘッドロックしてる」
「10試合出場停止でもおかしくない」

　一発レッドが妥当と考える人は少なくないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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