バルサのアルメリア戦敗北は驚きではない? 現地紙が紹介した今後の優勝戦線にも影響するデータとは?

2023年03月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

3月19日の「エル・クラシコ」出場も不透明

2月16日にハムストリングを痛め、離脱中のペドリ。(C)Getty Images

 現地時間2月26日に行なわれたラ・リーガ第23節で、首位バルセロナはアルメリアと対戦。0-1で、10月16日の第9節R・マドリー戦(1-3)以来となる今シーズン2敗目を喫した。格下相手に思わぬ取りこぼしとなったこの一戦に関して、現地メディアが興味深いデータを紹介している。

『ムンド・デポルティボ』紙は、アルメリア戦は負傷で欠場していたMFペドリの出場時と欠場時のデータに着目した。報道によれば、シャビ監督がバルサの指揮官に就任した2021年11月6日以降のリーグ戦での戦績は、36勝8分け5敗。そのうちペドリの出場可否でデータを集計すると、出場時は27勝3分け1敗、欠場時は9勝5分け4敗と、この若き存在が勝率を大きく左右しているのだ。
 
 ペドリは2月16日のヨーロッパリーグの決勝トーナメント・プレーオフ第1レグ、マンチェスター・ユナイテッド戦の前半にハムストリングを負傷。1か月程度の離脱が予想されている。3月2日に行なわれるコパ・デル・レイ準決勝第1レグのR・マドリー戦の欠場はもちろん、3月19日に予定されているラ・リーガ26節の「エル・クラシコ」の出場も不透明だ。

 バルサは現在、2位のマドリーに勝点7ポイント差を付けて首位に立っているものの、もし直接対決に敗れた場合、その差は4と一気に縮まる。さらにアルメリア戦では、ラ・リーガの得点ランキングトップを走る(15ゴール)ロベルト・レバンドフスキも負傷し、数週間離脱する見込み。厳しい状況に追い込まれている。

 4シーズンぶりのラ・リーガ制覇を目指すバルセロナにとって、一日も早いペドリの復帰が待たれるところだ。
 

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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