シーズンを通じてゴールを量産し、大舞台でもネットを揺らしてチームにタイトルをもたらす。これほど頼もしい仲間はいないだろう。

　セルティックの古橋亨梧は現地時間２月26日、宿敵レンジャーズとのリーグカップ決勝で２ゴールをマークし、チームを連覇に導いた。移籍後初のタイトル獲得となった昨シーズンに続き、２年連続となるファイナルでのゴールだ。

　試合後、古橋はいつものようにチームやサポーターに感謝した。だが、周囲もその活躍に感嘆していることは言うまでもない。

『stv』によると、守備の要のキャメロン・カーター＝ヴィッカーズは、「いつも正しいタイミングで正しい場所にいる。ああいうふうに押し込む場面は何度もあったと思う」と、日本代表FWを称賛している。
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「それは彼が取り組んでいることであり、彼にはとてもスペシャルなものがあるということだ。毎日彼と練習していて、彼の動きは完全に分かっている。どれだけ彼がクレバーで、どういう走りをするかね。ああいう選手とプレーできるのは良いことだ」

　今回の２発で、古橋は公式戦35試合・24ゴールとなった。リーグ戦は約３分の１が残っており、セルティックはスコティッシュカップでもベスト８に勝ち残っている。シーズン30ゴールという大台も夢ではない。

　海外挑戦２年目も活躍を続け、プレミアリーグのクラブからの関心も噂となっている28歳は、どこまで飛躍できるのか。これからも彼が「スペシャルなもの」を発揮し続けることを期待するばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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