現地時間２月27日、2022年のFIFA年間表彰式「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」がパリで開催された。

　男子最優秀選手賞、男子最優秀ゴールキーパー賞は、アルゼンチンをカタール・ワールドカップ（W杯）制覇に導いたリオネル・メッシ、エミリアーノ・マルティネスがそれぞれ受賞。最も優れたゴールを決めた選手に贈られるプスカシュ賞は、ポーランド人のアンプティサッカー選手、マルチン・オレクシーが手にした。
　
　この表彰式において、ちょっとしたトピックとなっているのが、E・マルティネスの受賞スピーチ時のキリアン・エムバペのリアクションだ。カメラに抜かれた際、横のメッシは満面の笑みを浮かべて喜びを表現していたのに対し、エムバペは険しい表情で壇上を凝視。怒りを滲ませるかのような態度を取っていたのである。

　E・マルティネスと言えば、カタールW杯決勝直後の悪態が思い出される。30歳の守護神は歓喜に沸くロッカールームで、「１分間の黙とう。死亡したエムバペのために」と、準優勝に終わったフランスのエースを嘲笑すれば、凱旋パレードにエムバペのお面を被せた人形を抱えて出席。あまりにリスペクトを欠いた行動を繰り返し、痛烈な批判を浴びていた。
【画像】メッシとはあまりに対照的…E・マルティネスに向けたエムバペの表情をチェック

　それから２か月以上が経過したが、エムバペはまだ根に持っているのか――。SNS上にはそんなコメントが上がっている。

「エムバペの顔が映ったぞ。彼はまだエミに怒っているのか？」
「決勝でハットトリックしたのに？とでも言いたげだ」
「エムバペの顔が全てを物語っている」
「息子の通知表を見た時のお父さん」
「私もエムバペと同じ気持ちだ」
「いたって普通の表情に見えるけど」
「表彰式のたびにこの顔をしているな」

　２人の因縁は今後も注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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