久々に先発起用されたマンチェスター・シティとの大一番で痛恨のミスを犯して以降、イングランドで後を絶たないのがアーセナルの右SB補強を巡る報道だ。

　インテルのオランダ代表デンゼル・ドゥムフリース、バジャドリーのU－19スペイン代表イバン・フレスネダ、サウサンプトンのU－21イングランド代表ティノ・リブラメントらが獲得候補と報じられるなか、冨安自身への関心も伝えられている。

　イタリアメディア『CalcioMercatoWeb』は２月25日、「アーセナルは一撃を準備し、ユベントスはそれを利用する。アッレーグリは微笑むことができる」と題した記事を掲載した。
 

　同メディアは、アーセナルのミケル・アルテタ監督が、SBの強化を目ざしていると指摘。中でも前述したフレスネダに関心を持っているとして、こう主張している。

「スペイン人をチームに入れることができれば、ユベントスが強い関心を持っている元ボローニャの選手、トミヤスの売却にゴーサインを出すかもしれない」

　記事は「実際、ユーベは彼がセリエAにいた時からフォローしており、いまマッシミリアーノ・アッレーグリ監督に彼をプレゼントできるかもしれない。 しかし、この日本人はアルテタの強みの一人であり、クラブを説得して彼を去らせるには、良いオファーが必要になるだろう。夏の移籍市場の準備はすでに整っている」と続けている。

　このまま出場時間が限られたままなら、冨安自身が移籍を考えてもおかしくはない。イタリアの超名門からのオファーであれば、悪くない話だろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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