「ドウアンを忘れてはならない」ユベントスがELでフライブルクと対戦、伊メディアは堂安律を警戒!「右サイドのキーマン」

2023年02月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

15ポイントの減点処分がなければ、インテルと並ぶ2位タイ

ELでユベントスに挑む堂安。(C)Getty Images

 ヨーロッパリーグ(EL)は2月24日、ラウンド16の組み合わせ抽選が行われ、対戦カードが決まった。堂安律が所属するフライブルクは、イタリアの名門ユベントスと対戦する。

 マッシミリアーノ・アッレーグリ監督率いるユーベは、現在セリエAで7位。だが、不正会計問題による15ポイントの減点処分がなければ、インテルと並ぶ2位タイの成績だ。

 チャンピオンズリーグはグループステージで1勝5敗と苦戦して敗退。ナントと対戦したELプレーオフでも、ホームでの第1レグで1-1と引き分け批判を浴びたが、敵地での第2レグで3-0と快勝し、ベスト16に駒を進めている。

 ユベントスにはそのナントとの第2レグでスーパーゴールを含むハットトリックを達成したアンヘル・ディ・マリアがいる。それだけに、ブンデスリーガで現在4位につけるフライブルクとはいえ、ユーベ有利との見方も不思議ではない。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、組み合わせが決まったのを受け、「ユベントス有利でスタートだ」と報じた。そのうえで、「フライブルクの道のりには気をつけなければいけない」と、クリスティアン・シュトライヒ監督が指揮するチームに対する警戒も表している。
 
 イタリアのメディアが最も注目しているのは、ドイツ生まれだがイタリア代表のヴィンチェンツォ・グリフォだ。ただ、『footballnews24』は「ユベントス守備陣にとって最大の危険は、グリフォとミヒャエル・グレゴリチュの足から生まれるかもしれない」としつつ、堂安の存在にも言及した。

「ドウアンの右サイドも忘れてはならない。現在5アシストで、シュトライヒ監督のチームにとって右サイドのキーマンだ」

「ユベントスは難しい相手とぶつかった。サッカーにおいて、事前に決まっていることなど何もない。最後に答えが出るのは常にピッチの上なのだ」

 カタール・ワールドカップでの2ゴールで脚光を浴びた堂安は、イタリアを代表する名門相手にインパクトを残すことができるだろうか。イタリアでの第1レグは3月9日、ドイツでの第2レグは16日に行われる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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