疲れも考慮されたのだろう。ただ、１点ビハインドの状況で３戦連続のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた男を下げるには、やや早すぎたか。

　現地２月25日に開催されたラ・リーガの第23節で、久保建英が所属する３位のレアル・ソシエダが、19位のバレンシアと敵地で対戦。40分に献上したオウンゴールが重くのしかかり、降格圏に沈む相手に０－１で敗れた。

　クラブのレジェンドでもあるルベン・バラハ監督の就任で活気づく相手に苦しんだソシエダは、なかなか主導権を握れない。直近の３試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに選出されていた久保も厳しいマークに遭い、シュートを１本も打てずに終わった。
 

　それでも、73分に久保とブライス・メンディを下げ、カルロス・フェルナンデスとアシエル・イジャラメンディを投入した采配にソシエダの一部サポーターは激怒。「これは何の冗談だ？」「最悪のチェンジ」「悲しすぎる」「カルロス・フェルナンデス…負けてる試合で」といった声が上がっている。

　実際、この交代の後、ソシエダは攻撃の形をほとんど作れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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