「ヒデさんの部屋をトントンして」20歳の大久保嘉人が取った中田英寿への行動に前園真聖が驚き!「勇気あるね」

2023年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「怖いイメージもあった」

若き日の大久保(右)が中田(左)に依頼したこととは? (C)Getty Images

 元日本代表FWの大久保嘉人氏が元日本代表MF前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。日本代表の歴代ベスト11を選ぶという企画で、チョイスした選手のエピソードを語った。

 その中で大久保氏がダブルボランチの一角にセレクトしたのが、スーパーレジェンドの中田英寿だ。代表で共闘した司令塔の第一印象を「テレビで見てて、すごい人なんだなと思っていた。怖いイメージもあった」と話し、こんなエピソードを明かした。

「2003年に20歳で代表に入って、1番下でどうしたら入って行けるかなと思っていて。その時たまたまイタリアのチームからオファーが来ていた。代理人もいなかったので、(書類が)イタリア語で書いてあって読めない。家から合宿に持っていこうと思って。(イタリアでプレーしていた)ヒデさんの部屋をトントンして、ちょっと訳してくれませんかと」
 
 大久保氏は「(中田氏が)ベッドに座って訳してくれて。結局は(イタリアに)行かなかったんですけど。超勇気出しました。人見知りなんで」と振り返っている。

 中田氏と仲の良い前園氏は「勇気あるね。トントンと行っただけでもすごいと思うよ」と驚いた様子だった。

「(中田氏の)オフのイメージは違った?」と訊かれた大久保氏は、「全然違いました。めちゃくちゃ優しいし、面倒見もめちゃくちゃいい」と発言。「飲みに連れて行ってもらった」こともあったという。

 結果的に、翻訳を頼んだ勇気ある行動が距離を縮めたのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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