「シュンスケを思い出す」「大爆発」欧州で21戦13発の日本人アタッカーにセリエA複数クラブが関心と伊メディア報道!「夏のステップアップは運命」

2023年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「小さなリーグに大きな才能」

オーストリアでゴールを量産し、移籍市場で注目を浴びる中村。(C)Getty Images

 強豪も注目する活躍は、欧州の他リーグからの関心も引きつけているのかもしれない。

 イタリアの移籍情報サイト『calciomercato.com』は2月23日、LASKの中村敬斗にイタリアのクラブも興味を示していると報じた。

 オーストリアリーグ前節でもネットを揺らした中村は、今季の公式戦21試合に出場し、13得点・6アシストをマーク。134分ごとに1得点とゴールを量産している。

 この活躍に、イギリスではリバプールが注目していると報じられた。プレミアリーグではブライトンの三笘薫が活躍し、リバプールは昨季まで南野拓実が在籍したクラブとあり、リバプール専門サイトも中村への関心を好意的に伝えている。
 
『calciomercato.com』も中村が「文字どおり、爆発した」とし、「小さなリーグに大きな才能」と称賛した。

「リーグ戦17試合出場で10得点、5アシスト。カップ戦では4試合で3得点。この数字でヨーロッパ、そしてイタリアのビッグクラブ(筆頭はPSVとリバプール)の関心を引きつけた」

 同メディアは「オーストリアリーグは日本人アタッカーのキャリアにおいてひとつのステージでしかない。この夏のステップアップは運命づけられている」と続けた。

「ケイト・ナカムラにはセリエAの複数クラブが関心を寄せている。セリエAにとっては、もうひとりのナカムラとなるかもしれない。ロマンティックな人たちはもちろん、シュンスケ・ナカムラのことを思い出すだろう」

 2021年夏に冨安健洋がボローニャからアーセナルに移籍し、2022年夏に吉田麻也がサンプドリアを退団して以降、セリエAに日本人選手はいない。三浦知良、中田英寿を筆頭に、これまで12人がプレーしたセリエAに、新たな日本人選手が誕生するのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】オーストリア大爆発!LASK中村敬斗が決めたゴラッソ!

次ページ【動画】オーストリア大爆発!LASK中村敬斗が決めたゴラッソ!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事