「ずっと降格圏でも非難されなかった」元神戸ボージャンが語った日本と欧州の応援スタイルの違い「貴重な価値観だ」

2023年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常に礼儀正しく感謝の気持ちも強い」

昨シーズンまで神戸でプレーしたボージャンが日本人の印象を語った。(C)SOCCER DIGEST

 元ヴィッセル神戸のボージャン・クルキッチが、ラ・リーガの日本語版ツイッターに登場。公開されたインタビューで日本人の印象について語った。

 現在32歳のボージャンは、バルセロナのユース育ちでトップチームでもプレー。その後はローマ、ミラン、アヤックスなど各国のリーグを渡り歩き、2021年夏に神戸に加入した。しかし、怪我の影響もありコンスタントに出場機会を得られず、昨シーズン終了後、契約満了により退団が発表された。

 約1年半にわたり日本でプレーした元スペイン代表FWは、日本人の好きなところを訊かれ、「リスペクト、目上の人への敬意や尊敬、感謝の気持ちを常に忘れないところ」と回答。続けて、次のように述べた。
 
「例えば、ヴィッセル神戸の2022年は悪い内容で、1年中ほぼずっと降格圏内だった。それでも、サポーターからアンチのような非難はされなかった。ヨーロッパとはかなり違うよね」

 昨季は開幕から11戦未勝利で一時は最下位に低迷。そんなシーズンでも厳しい批判を受けなかったことに驚いたというボージャンは、「神戸で肌で感じたサポーターの民度、もしくは神戸で肌で感じた文化がそうさせるのか、非常に礼儀正しく感謝の気持ちも強いので、貴重な価値観だと思う」と振り返った。

 長年、ヨーロッパでプレーしてきたボージャンにとって、日本の応援スタイルには新鮮さを感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】神戸ボージャン、2021年のJリーグ初ゴール! ボール奪取からミドルを突き刺す

【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列

【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブ"美女チアリーダー"を一挙紹介!
 

次ページ【動画】神戸ボージャン、2021年のJリーグ初ゴール! ボール奪取からミドルを突き刺す

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事