“クレイジー”な教え子と再会へ!ライプツィヒ指揮官、ハーランド擁するマンC戦は「苦しむのではなく楽しめ」

2023年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ザルツブルク、ドルトムント時代に指導

昨季までドルトムントで共闘していたハーランド(右)が、現在はライプツィヒを率いるローゼ監督(左)の前に敵として立ちはだかる。(C)Getty Images

 ライプツィヒのマルコ・ローゼ監督が、現地時間2月22日にホームで行なわれるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第1レグ、マンチェスター・シティ戦を前に会見に出席。ザルツブルク、ドルトムント時代の教え子で、現在はシティのエースとして活躍するアーリング・ハーランドを絶賛した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 22歳のノルウェー代表FWは、昨夏にドルトムントからシティへ。プレミアリーグへの適応を不安視する声もあったが、周囲の心配をよそに加入直後からゴールを量産。ここまで31試合で32ゴールと、89試合で86ゴールをマークしたドルトムント時代を上回るペースでネットを揺らしている。

 進化が止まらないハーランドについて、ローゼ監督はこう語った。

「彼はゴールを奪うことに関してはクレイジーだ。それでいて常にチームのために存在し、チームのために働いている。プレー面、技術面、動きなどが大きく成長したね。世界最高のチームの1つでプレーしているし、ワールドクラスの選手だ。

 しかし、私は自分のチームに大きな自信を持っている。世界最高のチームの1つと戦うなかで、チャンスを探したい。勇気を持って、全ての問題や課題を解決したい。対ハーランドもその1つだ。チームとして対策を講じていきたい」
【動画】「とにかく化け物」「規格外です」怪物ハーランドのゴール集
 無論、警戒するのはハーランドだけではない。ドイツ人指揮官は「素晴らしい監督と最高のチームだ。選手たちには、苦しまないといけないと言ったよ。でも、それを苦しみと捉えるのではなく、楽しむべきだ」と選手たちの背中を押す。

「相手のフリースペースを潰し、良いコンビネーションプレーを邪魔しなければならない。そのためにはディフェンスとボール奪取を楽しまないと。そして、チャンスを作り、それを生かすことだ。彼らと競い合いたいし、自分たちもトップレベルでプレーできる優秀な選手を擁するチームだと証明したい。我々は十分に準備できていると思うし、大きな期待もある」

 ローゼ監督就任前の昨シーズン、ライプツィヒはシティとCLのグループステージで対戦。敵地でこそ3-6で敗れるも、ホームでは2-1で破っている。ドイツの雄は今回再び、レッドブル・アレーナでイングランド王者に土をつけられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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