スコットランドでゴールを量産しているセルティックの古橋亨梧は、イングランドのプレミアリーグでも同じように活躍できるのだろうか。

　アンジェ・ポステコグルー監督の下、グラスゴーでの２年目も多くの得点を生み出し、ファンの心をつかんでいる古橋。安定してネットを揺らしてきたことから、先日はプレミアリーグのクリスタル・パレスが関心を寄せていると報じられた。

　セルティックOBのフランク・マカベニーは先日、「サッカーの世界に絶対はない」としたうえで、「彼にはやり残したことがあると思う」と、古橋のプレミアリーグ移籍に否定的な見解を示している。

「彼のスピードはプレミアリーグの選手たちも脅かすだろうと確信している。だが、イングランドでプレーするだけの強さがあるかは分からない」
 

　だが、ピート・オルーク記者は『GiveMeSport』で「クリスタル・パレスのファンは本当に彼を見て楽しむことができるだろう。本当に良いフィニッシャーであり、本当に仕事ぶりも良いからだ」と、古橋の力に太鼓判を押した。

「クリスタル・パレスの前線を改善するのが確かな選手になれると思う」

　今季の古橋は公式戦34試合で22得点を挙げている。FC岐阜、ヴィッセル神戸時代から通算で、クラブでは108ゴールという数字だ。GiveMeSportは「108ゴールのスターはクリスタル・パレス攻撃陣を『確かに改善する』」との見出しでオルーク記者の言葉を伝えた。

「今のクリスタル・パレスはピッチで厳しい時期にあるが、夏にフルハシが加わるかもしれないというニュースがムードを高めるのは確かだろう」

　まずは古橋が今後もネットを揺らし続けることを願いつつ、夏に何があるのか進展に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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