アーセナルのミケル・アルテタ監督は、冨安健洋への信頼を強調した。現地時間２月17日に英メディア『SPORT bible』が伝えた。

　15日に開催された延期分のプレミアリーグ第12節で、冨安が所属する首位のアーセナルは、２位のマンチェスター・シティと対戦した。

　この首位攻防戦でアーセナルは、24分に右サイドバックで先発した冨安のバックパスを奪われ、ケビン・デ・ブライネに決められて先制点を献上。その後、ブカヨ・サカのPKで同点に追いついたが、後半に２点を失い、１－３で敗戦。マンチェスター・Cに首位の座を明け渡した。

　大一番で10試合ぶりにスタメンに抜擢されたものの、ミスから失点を招いた冨安に対しては試合後、地元メディアなどから多くの批判が殺到した。しかし『SPORT bible』によると、アルテタ監督の冨安への信頼は揺らいでいないようだ。
 

　18日に行なわれるアストン・ビラ戦の前日会見で指揮官は、「もし、選手とスタッフ全員で『リーグ優勝のためにクリアする選手を誰か１人選ばなければならない』という賭けをしたら、全員がトミヤスを選ぶだろう。全員だ」と述べた。

　また、マンC戦でのミスについても触れ、「これがサッカーだし、このようなことは起こり得る。22歳でも28歳でも31歳でも関係ない。結局のところ、若い選手もベテランのプレーヤーも同じようにミスを犯す時がある。私たちもだ」と擁護した。

　これまでの出場した試合では、堅い守備や献身的なプレーで、安定したパフォーマンスを見せてきた冨安。その実力に疑いはない。次戦に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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