「日本なら三笘のような宝石が見つかる」悩めるリバプールに地元メディアが獲得を“激推し”した21歳のJリーガーは?「クロップの中盤を安価で修正できる」

2023年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「逆フェルナンド・トーレス」の補強

クロップ監督体制8年目の今シーズンは不調に喘いでいるリバプール。(C)Getty Images

 ブライトンの三笘薫が大ブレイクしたため、英国での日本人選手への注目度は高まっている。

 オーストリアのLASKリンツでゴールを量産するFW中村敬斗に対するリバプールからの関心が伝えられるなか、リバプールの専門サイト『Liverpool.com』は2月17日、「リバプールは、安価にユルゲン・クロップ監督の中盤の修正するために、『逆フェルナンド・トーレス』の補強を求めるべきだ」と伝えている。

「(サガン鳥栖で現役を引退した)フェルナンド・トーレスはリバプールを離れた後、奇妙な道を歩んだ。しかし、それはクロップの移籍の動きにインスパイアを与え、中盤を比較的安価に修理するのに役立つ可能性がある」
 
 同メディアは「ブライトンは、ワールドカップでも注目を集めたカオル・ミトマのような宝石を発見するのに役立つ、世界中に広がるスカウト網を持っている」とし、こう続けている。

「ミトマのケースは、J リーグのように必ずしも選手を輸出する能力で知られていなかった場所でも、タレントを見つけられるという好例だ。フェルナンド・トーレスやアンドレス・イニエスタのような黄昏時のヨーロッパのスターを引き付けるだけでないのだ」

「そうした認識はヨーロッパでは変化しつつあり、ミトマはその典型的な例であり、最近Jリーグからセルティックに移籍し、完璧にヨーロッパに定着した数え切れないほどの選手たちも同様だ。そのため、日本市場への関心と重点が高まるはずだ」

 記事は「過去数年間で価格が大幅に上昇したヨーロッパの変動する市場に対処するために、リバプールが日本に目を向ければ、ミトマのような安価な宝石を見つけられる」とし、横浜F・マリノスのMF藤田譲瑠チマの獲得を推奨している。

「そのような例のひとつは、最近21歳になったばかりにもかかわらず、リーグ最高のチームのひとつである横浜でレギュラーとしてプレーしているU-21日本代表日本のキャプテン、ジョエル・チマ・フジタであるかもしれない。Jリーグで50試合以上に出場し、A代表デビューも果たしたフジタは今後も注目の選手だ」

【動画】リバプール地元メディアが獲得を激推し!21歳Jリーガーの厳選プレー集

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