内田篤人が画策する“日本のチャレンジの場”。トップ選手のシャルケ加入より「下の世代に目を向けて」

2023年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

シャルケで培った貴重な経験を活かせるように

シャルケのアンバサダーを務める内田氏。日本の若手育成で独自のアイデアを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ブンデスリーガのシャルケが2月16日、クラブの公式YouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。古巣を訪れた元日本代表DF内田篤人氏へのインタビューを公開した。

 シャルケには現在、吉田麻也と上月壮一郎が所属。昨季までは板倉滉も在籍するなど、内田氏を含め、シャルケは日本人選手とのつながりの深いクラブでもある。

 そうした関係性を踏まえて、シャルケのアンバサダーを務める内田氏は、自身のビジョンを明かした。

「コロナの関係でなかなかできていないんですけど、もっと若い選手をつれてきたいというか。あとは、日本のチームとシャルケのユースのチームと試合とかしてみたい。シャルケの素晴らしい施設だったり、こういった環境、レベルの高さを、日本のチャレンジの場として設けたいなっていうのはあって」
 
 当然ながら、シャルケに日本のトップ選手が加入すること自体は「嬉しい」。その一方で、「僕はもう少し、下の世代にも目を向けて、シャルケで僕がいただいたもの、経験もそうですし、そういうものをもっと活かせるような場所を増やしたい」との考えもある。

 日本サッカー協会の「ロールモデルコーチ」として若手育成にも携わる内田氏は、シャルケと日本の"橋渡し"でさらに活動の幅を広げそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】古巣シャルケのインタビューで内田篤人が満面の笑み!「警備の人も、僕、ずっと知っている人で嬉しい」
 

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