【財前宣之のJ2順位予想】選手層はリーグ屈指の古巣を1位予想。清水は意地でも上位に入ってきそう

2023年02月15日 サッカーダイジェスト編集部

町田は指揮官の哲学と根付くスタイルを融合できれば

仙台に9年ぶりの復帰を果たした地元出身の郷家は注目選手の1人だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本にプロリーグが誕生して"30周年"を迎える2023年シーズン。2月18日にいよいよ今季の「J2」が幕を開ける。メモリアルイヤーにタイトル獲得やJ1昇格を果たすのはどのチームか。現役時代は仙台や山形などで活躍し、引退後は2016年に開設したサッカースクールでコーチを務める財前宣之氏に、J2リーグの順位を予想してもらった。

――◆――◆――

 どこが上位に食い込んできてもおかしくないが、優勝には古巣の仙台を推す。選手層はリーグ屈指で、特にJrユース出身で9年ぶりに復帰した郷家友太の存在が大きい。彼が攻撃にバリエーションをもたらせば、中島元彦や中山仁斗らの爆発も期待できる。

 大胆補強の町田も注目。黒田剛監督の哲学と、根付いているスタイルを融合できれば昇格も可能だろう。メンタル的にも強いチームが完成しそう。

 1年でのJ1復帰を掲げる清水は意地でも上位に入ってきそう。その他で魅力的なサッカーをするチームを挙げればキリがないほどの大混戦。実力的に優劣をつけがたいが、磐田も昇格への並々ならぬ想いを持って戦うだろう。
 
●財前氏のJ2順位予想
1 仙台
2 町田
――▲J1自動昇格圏内――
3 清水
4 山形
5 磐田
6 千葉
――▲J1参入プレーオフ出場圏内――
7 大宮
8 岡山
9 東京V
10 熊本
11 徳島
12 大分
13 秋田
14 長崎
15 金沢
16 いわき
17 甲府
18 水戸
19 栃木
20 山口
――▼J3降格圏内――
21 群馬
22 藤枝

構成●サッカーダイジェスト編集部

※サッカーダイジェスト 2023年2月23日号から転載。一部加筆修正あり。

【布陣図】先発11人は誰だ!? J1全18クラブの開幕戦予想スタメン

【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事