【マッチレポート】浦和×神戸│開始13分で3得点のゴールラッシュ。浦和が5-2の大勝を飾り、年間2位に

2015年11月22日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

11月28日、埼スタでチャンピオンシップ準決勝に臨む。鈴木啓太の途中出場はならず。

李は自らゴールを決めただけでなく、多くのチャンスにも絡んだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 浦和が開始13分間で3点を奪うゴールラッシュを見せ、5-2の勝利を収めた。年間2位の浦和は11月28日、埼玉スタジアムでチャンピオンシップ準決勝に臨む。

【J1 PHOTOハイライト】浦和 5-2 神戸&鈴木啓太 引退セレモニー
 
 開始1分、右サイドをドリブルで抜け出した関根のクロスを、ゴール前に詰めていた武藤がヒールで流し込み、ホームチームが幸先良く先制する。
 
 9分には自陣ゴール前で加賀が粘り強い守備でボールを奪うと、そこからテンポよく関根、柏木らがパスをつなぎ、前線の高木へ展開。最後は高木のスルーパスに、李が左足で合わせて追加点を奪う。
 
 さらに13分には、宇賀神が起点になって左サイドを完全に攻略。槙野のクロスに柏木が冷静に右足で合わせ、早々とリードを3点に広げた。
 
 たがレギュラーの那須、森脇、興梠を怪我で欠くため、なかなか戦い(守備)が安定しない。
 
 次第に中盤の空いたスペースを使われ出すと、27分、石津にミドルを叩き込まれ1-3に迫られる。
 
 後半、浦和は柏木を中心に、神戸は石津にボールを集めて、両チームともにチャンスを作る。永田のイージーミスを突かれ、森岡に決められ一時は1点差に詰め寄られる。
 
 それでも、途中出場の選手が再び勢いをもたらし、青木、梅崎が加点。負傷者が出たこともあって鈴木がピッチに立つ機会はなかったが、結局5-2の大勝を収めた。

 3点目を決めた柏木は「チームとしてもベストゴールといえる形で決められた。(アシストした)槙野の感謝したい。(CSは)あと3試合、目の前の試合を必死に戦いたい」と抱負を語った。
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