「キョウゴが重傷でないのを願うけど…」古橋亨梧の負傷で“新ライバル”の韓国代表FWにチャンス到来か。同胞の支援も明かす「ソン・フンミンがハートに面倒を見るように言ってくれた」

2023年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

前の試合で初ゴールを奪取

古橋(左)の故障でオ・ヒョンギュ(右)が先発のチャンスを掴むか。(C)Getty Images

 セルティックの古橋亨梧は2月11日、スコティッシュカップ5回戦のセント・ミレン戦で、序盤の開始14分に負傷交代を余儀なくされた。アンジェ・ポステコグルー監督は、昨年と同じような肩の問題で、12日に検査と明かしている。

 今冬アトランタ・ユナイテッドに移籍したギリシャ代表のギオルゴス・ギアクマキスとのポジション争いを制し、絶対エースとしてゴールを量産してきた古橋のケガは、チームとサポーターにとって心配なところだ。

 一方で、ギアクマキスと入れ替わるかたちで今冬加入した韓国人ストライカーのオ・ヒョンギュにとっては、ある意味でチャンスとなるかもしれない。セント・ミレン戦で後半途中から出場した21歳は、ゴールを決めてアピールに成功している。
 
『Herald』によると、オ・ヒョンギュは意欲を隠していない。ただ、古橋の健康も願っていると話した。韓国人アタッカーは「次の試合で先発出場する準備はできている」と述べている。

「キョウゴが重傷でないことを願う。彼はとても良いチームメイトだからだ。監督が決めることでもあるしね。僕とチームにとって何が最善なのか、彼が決めるだろう。でも、僕は準備できているよ」

 極東の地からグラスゴーに渡って間もないが、イギリスで暮らす韓国人選手の先輩たちが助けになったようだ。オ・ヒョンギュは「ソン・フンミンやファン・ヒチャンのように、イギリスでプレーしている韓国人選手たちと話した」と明かしている。

「あまりアドバイスをもらったりはしなかったけど、イギリスでのサッカーがどうかとか聞いたよ。ジョー・ハートはトッテナムでソンのチームメイトだった。だから電話で連絡し、僕の面倒を見るように言ってくれたそうだ。彼は素晴らしかったよ。僕が馴染む助けとなってくれた。グラスゴーでの毎日の生活を楽しんでいる。ここの人はみんな優しくてフレンドリーだからね」

 まずは何よりも古橋の無事を祈るばかりだが、ポステコグルーとセルティックにとっては、オ・ヒョンギュの活躍にも期待したいところだ。新たな韓国人FWは、スコットランドで活躍できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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