「分かってて、ニヤっと笑ったの?」なぜ鎌田大地はPK時にレーザービームを浴びて“不敵な笑み”を浮かべたのか。中村俊輔に明かした真相「やってる奴が…」

2023年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「めちゃくちゃ緊張してました」

俊輔(右)の質問に気になる鎌田(左)の回答は?。(C)Getty Images

 2月12日に『WOWOW』で放送された「中村俊輔プレミアムトークセッション」の第1回で、元日本代表MFの中村俊輔氏とフランクフルトの鎌田大地が対談。今週に再開するチャンピオンズリーグ(CL)などをテーマに語り合った。

 昨季のヨーロッパリーグ王者としてフランクフルト史上初めて挑んでいるCLで、鎌田は全6試合に出場し、グループステージ第4節から3試合連続の3ゴールをマークしている。

 その中の3点目が決勝トーナメント進出を懸けた第6節のスポルティング戦で決めたPKだ。1点ビハインドで迎えた62分、PKスポットに立った鎌田の顔にレーザーポインターが当てられる。それでも不敵な笑みを浮かべたキッカーは冷静にネットを揺らし、逆転勝利に繋がる同点弾を奪ってみせた。
 
 このシーンについて、俊輔から「これレーザービームが分かってて、ニヤっと笑ったの?」と質問された鎌田は、次のように回答した。

「レーザービームって、普通めちゃくちゃ遠いところからやるじゃないですか。見えないところとかで。やってる奴がゴール裏の顔が分かるところにいたんで、そいつに対してなにやってんだお前と」

 稀代のファンタジスタから「余裕があって、周りが見えているってことですよ」とお褒めの言葉をもらった26歳は、「この時はめちゃくちゃ緊張してました」と告白している。

「シチュエーションが勝たないと決勝トーナメントに上がれないという状態で、0-1で負けていて、このPK外したらもうチャンスはないなと思っていて、PKを与えられてあそこに立ってから、蹴るまでに結構時間があったんです。外したらどうしようかなと思いながら蹴りました」

 それでも、緊張など微塵も感じさせず、堂々と蹴り込んだ15番。さすがはドイツの名門でPKキッカーを任されるだけの男である。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】顔面に緑色の線がくっきり…PK直前にレーザーポインターを当てられる鎌田&【動画】不敵な笑みを浮かべて冷静にゴールを奪取

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