【財前宣之のJ1順位予想】鹿島も捨てがたいが…攻撃陣の層がリーグ屈指の横浜を推す。ユンカー加入の名古屋にも注目

2023年02月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎は戦力的に少し厳しいか

今季、ユンカーが加入するなど、強力な攻撃陣を擁する名古屋にも注目。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 日本にプロリーグが誕生して"30周年"を迎える2023年シーズン。2月17日にいよいよ今季の「J1」が幕を開ける。メモリアルイヤーにタイトルを手にするのはどのチームか。現役時代はベガルタ仙台やモンテディオ山形などで活躍し、引退後は2016年に開設したサッカースクールでコーチも務める財前宣之氏にJ1リーグの順位を予想してもらった。

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 基本は昨季の力関係がベースになると予想。横浜、川崎ともに重要な選手が移籍したが、互いのマイナスの差を考えると川崎のほうが戦力的に少し厳しいか。

 横浜は岩田智輝を中心に昨シーズンの主力が数名退団したものの、攻撃陣の層はJ1屈指。ルヴァンカップやACLも含めて長丁場の戦いになるが、十分に対応しきれるはず。鹿島も捨てがたいが、最終的には横浜を推す。

 その他では強力な攻撃陣を擁するFC東京や名古屋、C大阪も上位争いに参加しそう。特にキャスパー・ユンカーが加わった名古屋に注目したい。

 昨年、残留を争った福岡は、満足な補強ができたわけではないため厳しそうか。また、京都も戦力的に十分とは言えない。昇格組の新潟、横浜FCはJ2を勝ち抜いた自信と、魅力的なスタイルをベースに勝点を稼ぐと予想する。
 
●財前氏のJ1順位予想
1 横浜
2 鹿島
3 C大阪
―▲ACL出場圏内―
4 川崎
5 FC東京
6 名古屋
7 浦和
8 神戸
9 広島
10 柏
11 札幌
12 G大阪
13 鳥栖
14 新潟
15 湘南
16 横浜FC
17 京都
―▼J2自動降格圏内―
18 福岡

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

※サッカーダイジェスト 2023年2月23日号から転載。一部加筆修正あり。

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