現地時間２月11日に開催されたスコティッシュカップ５回戦で、日本人５選手が在籍するセルティックは、セント・ミレンと本拠地セルティック・パークで対戦した。

　古橋亨梧と前田大然の両FWが先発し、旗手怜央に加え、今冬に加入した小林友希と岩田智輝はベンチスタートとなった。

　開始14分、古橋にいきなりアクシデントが発生。相手２人に挟まれ、転倒した際に、肩を痛めたのかプレー続行不可能となり、早々とベンチに下がる。

　リーグ戦の得点ランキングで首位を走るエースの負傷交代で暗雲が漂うも、"相棒"の前田が即座にカバーする。直後の16分に、ムーイのグラウンダーのクロスをスライディングで巧みに押し込み、鮮やかにネットを揺らした。25歳の日本代表FWは、これで今シーズン９点目となった。

　前田は後半開始早々にも、同じように身体を投げ出して飛び込むが、惜しくもボールには届かない。
 

　追加点が奪えないホームチームは、63分に３枚替えを敢行。旗手、オライリー、オ・ヒョンギュを一気に送り込む。

　すると76分、アバダがペナルティエリア内で相手DFテイラーのハンドを誘発し、PKを獲得。キッカーを務めた旗手は、GKに触られながらもきっちりと成功させ、リードを２点に広げた。なお、テイラーは決定機阻止で一発退場となった。

　なおも攻撃の手を緩めないホームチームは、さらに80分にはマグレガーが放ったシュートのこぼれ球をオ・ヒョンギュが押し込んで３点目をゲット。新戦力の韓国代表FWは、待望の加入後初ゴールとなった。

　その後、セルティックは86分にPKで１点を返されるも、90分にオライリー、90＋５分に旗手がこの日２点目を奪い、５－１で大勝。危なげなく８強入りを果たした。

　なお、前田は78分までプレーし、小林と岩田に出番は訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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