「欧州に上陸する準備が整った有望株」鳥栖の19歳DFに伊メディアが注目!「アジア最高レベルで極めて高い信頼性」

2023年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「監督が常に信頼できる、典型的なアスリートだ」

16歳でJデビューを飾った中野を伊メディアがフィーチャーした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 世界は常に、新たな才能を探している。

 イタリアのウェブサイト『TUTTOmercatoWEB』は2月10日、サッカー界の有望な若手を紹介するコーナーで、サガン鳥栖に所属する19歳の中野伸哉を取り上げた。

 2020年、弱冠16歳でJリーグデビューを飾り、クラブの最年少出場記録を更新した中野は、翌年はJ1で34試合に出場。これまでに通算で公式戦80試合に出場している。

 TUTTOmercatoWEBは「20歳に満たないのにプロで80試合を経験しているシンヤ・ナカノは、欧州サッカー界に上陸する準備が整った有望株のひとりと考えられている」と報じた。

「CBとしても左右両SBとしても起用できる日本人DFは、非常に若いころからアジアサッカー界の最高レベルで極めて高い信頼性を見せていた。今は旧大陸での機会を待っている。フィジカルが強く、プレーのあらゆる状況に注意を払う。監督が常に信頼できる、典型的なアスリートだ」
 
現在のサッカー界において、複数のポジションをこなせるマルチな才能は貴重だ。TUTTOmercatoWEBは、中野が冨安健洋に似た選手とも紹介しているが、日本代表でCBを務める冨安も、アーセナルではSBを主戦場としている。

各アンダー世代の代表に選ばれてきた19歳の中野について、移籍情報サイト『Transfermarkt』は市場価値を45万ユーロ(約6300万円)としている。

その若さにもかかわらず、今季Jリーグで4シーズン目を迎える中野は、いずれ冨安のように世界で羽ばたくことができるのか。これからの飛躍に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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