「中村とプレーしたので日本人のクオリティを知っている」セルティックの伝説OBが前田、旗手、古橋のサムライトリオを激賞!「最も向上した選手は…」

2023年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ポステコグルーは異なる市場を開拓した」

レジェンドOBペトロフが賞賛した(左から)前田、旗手、古橋。(C)Getty Images

 アンジェ・ポステコグルー監督を招聘してから、セルティックはアジア市場を開拓し、大きな成功を収めた。指揮官への賛辞は当然だ。ただもちろん、グラスゴーの地に渡り、挑戦に臨んだ選手たちの活躍があってこそのことであるのは言うまでもない。

 先陣を切ったのが、古橋亨梧だ。シーズン半ばに続いたのが、前田大然と旗手怜央、井手口陽介だった。ケガにも悩まされた井手口は出場機会を得られず、1年で日本に一度戻ることとなったが、古橋、前田、旗手はチームに欠かせない存在として活躍している。

 クラブのレジェンドOBで、かつて中村俊輔ともチームメイトだった元ブルガリア代表のスティリアン・ペトロフは、中でも旗手が最も成長を遂げたとみているようだ。

 セルティック専門サイト『CELTS ARE HERE』によると、ペトロフは『GROSVENOR SPORT』で「どんな監督もより優れた選手を望むものだろう。だが、すべてはセルティックに何ができるかだ」と話している。
 
「ポステコグルーは異なる市場を開拓し、それがとても成功した。私はシュンスケ・ナカムラとプレーできたので、日本人選手のクオリティを知っている」

「自分が獲得した選手たちのクオリティをポステコグルーが分かっていたのは当然だ。だが、彼らの向上・成長もある。キョウゴ・フルハシ、レオ・ハタテ、そしてダイゼン・マエダの3人のことだ。特に最も向上したのはハタテだね」

 今季の旗手は25節を消化したリーグ戦で23試合に出場。うち21試合でスタメンに名を連ね、3得点、7アシストを記録している。公式戦では計31試合に出場し、4得点、8アシストという成績だ。チャンピオンズ・リーグのグループステージでも全6試合で先発出場した。

 カタール・ワールドカップでは日本代表メンバーに選ばれず、悔しい思いをした旗手。スコットランドで成長を続ける25歳のさらなる飛躍が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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