「ストーリー化されて…」三笘薫が大反響を呼んだ“ミトマの1ミリ”について明かした本音。「僕だけフォーカスされるのは違う」

2023年02月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あんなに言われるとは思っていなかった」

話題となった「ミトマの1ミリ」について回想した三笘。(C)Getty Images

 世界中で話題となった「ミトマの1ミリ」について、本人が言及した。

 2月8日に『ABEMA』で公開された新番組「MITOMA~頂点を目指す者~」で、ブライトンの日本代表MF三笘薫がカタール・ワールドカップについて振り返った。

 インタビュアーを務めた元日本代表DFの内田篤人氏が、「僕は現地で見るワールドカップは初めてだったんですけど、三笘さんの1ミリもありましたし、日本のパワーみたいなのが日本に届いていて。三笘の1ミリは本当にすごいよ。今度日本に帰ってきたら、感じてください」と語りかけた。

 周知の通り、「ミトマの1ミリ」とは、カタールW杯グループステージ最終節のスペイン戦で、1-1で迎えた51分、堂安律が右サイドから送り込んだグラウンダーのクロスを、ファーサイドにいた三笘がめいっぱい足を伸ばしてゴールラインギリギリで折り返し、田中碧の決勝点をアシストしたプレーだ。

 カメラの角度によっては、ボールがゴールラインを割っていたように見えたものの、VAR検証の末にゴールは認定。後日、ボールがライン上に残っていたのはわずか1.88ミリだったと判明し、大きな話題となった。

【動画】出てる?出てない? 世界的に物議を醸した「ミトマの1ミリ」を改めてチェック
 このプレーについて、三笘は「あんなに言われるとは思っていなかった。僕も1ミリで得点しようと考えているわけではないですから(笑)」と話し、"本音"を明かした。

「たまたまそうなっただけで、それが少しストーリー化されて、嬉しい反面、チームとしてあそこまで運んだわけで、僕だけがフォーカスされるのも違うと思いますし、サッカーをトータルとして考えて行くことが大事かと思います」

 世界的な反響を呼んだプレーを、三笘らしく冷静に振り返った。    

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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