1年間でスタメンは1試合のみ…井手口陽介の日本帰還を英メディアはどう見た?「リーズ時代と同じ道を辿る」「同胞とは異なり…」

2023年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「契約が満了する前に移籍する可能性が…」

7日に福岡へのレンタル移籍が決定した井手口。(C)Getty Images

 スコットランドの名門セルティックは2月7日、MF井手口陽介が、J1のアビスパ福岡へレンタル移籍すると発表した。

 2022年1月に、ガンバ大阪からセルティックに加入した井手口は、初先発のカップ戦で悪質なタックルを受けて負傷し、いきなり約1か月の戦列離脱を余儀なくされた。復帰後もスタメン出場はなし。古橋亨梧や、"同期入団"の前田大然、旗手怜央が躍動するなか、蚊帳の外の状態だった。

 捲土重来を期した今季も、プレシーズンで負傷し、開幕に間に合わず。戦線復帰した後もベンチ外が続いていた。

 結局、1年間で先発はわずか1回で移籍となった井手口について、スコットランドを拠点とする英国紙『Daily Record』は「パークヘッドでの印象に残せなかったため、1年間のローン契約でセルティックを退団した」と伝えた。

「日本人MFは、グラスゴーに到着してからわずか1年余りで、アビスパ福岡、J リーグに戻って行った。彼の同胞とは異なり、イデグチはインパクトを与えるのに苦労し、負傷と中盤のポジション争いのために出場機会が制限された」
 
 記事は、「アーロン・ムーイが8月にフリートランスファーで加入し、このオーストラリア人の好調により、序列をさらに下げた井手口にとって、トモキ・イワタ(岩田智輝)の獲得は、元リーズの男にとって最後通告を意味した。 彼のセルティックでのキャリアは現在、(リーズの本拠地)エランド・ロード時代と同じの道を辿っている」と続け、こう締めくくっている。

「イデグチとセルティックの契約は2026年まで続く。しかし、このレンタル期間が終了した後も彼の出場時間が大幅に増加しない場合、契約が満了する前に移籍する可能性がますます高まっているように思われる」

 二度目の海外挑戦でも壁にぶち当たった井手口。まずは福岡での復調に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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