「伝説の継承なるか」ロナウジーニョ息子のバルセロナ入団決定に欧州メディアが注目!父は「頻繁に顔を出すよ」と破顔一笑

2023年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

現在17歳。左利きの本格派ストライカー

引退後も何かとお騒がせなロナウジーニョ氏。いまだ世界中で絶大な人気と知名度を誇る。(C)Getty Images

 超絶技巧を誇ったエンターテナーの愛息が、父が栄華を極めた超名門クラブで新たなキャリアをスタートさせる。

 現地2月7日、スペイン全国紙『Marca』などが一斉に報じたのが、元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏が明かしたホットニュースだ。42歳のクラッキが愛してやまない17歳の息子、ジョアン・メンデスがバルセロナの入団テストに合格したと発表したのだ。同日にスペイン国内で開催されていたイベントで、地元ラジオ局『RAC1』の直撃インタビューに応えた。

 2005年2月22日にリオデジャネイロで生まれたジョアン。母親は当時のロウナジーニョ氏のパートナーで、プロダンサーのジャナイナ・メンデスさんだ。4歳でサッカーを始めてフラメンゴ、ヴァスコ・ダ・ガマなど国内の名門クラブでプレー。13歳の時にはあえて父親の名前を隠してクルゼイロのユースチームのテストに挑戦し、見事合格を果たした。

 だが、2022年2月に契約満了となってクルゼイロを退団。およそ1年間フリーの身だったが、叔父で代理人のアシス・モレイラ氏の支援を受けて、今年1月上旬からバルセロナのトライアルに参加していた。そしておよそ1か月のテスト期間を経て、フベニール(17~19歳のチーム)への入団が認められたのだ。

 現役時代に圧倒的なテクニックを誇示した父親とは少し異なり、ジョアンは自慢の左足でのシュートセンスに長けた点取り屋タイプ。178センチでサイズ感もあり、ダイナミックなプレーでゴールに迫る。英紙『The Sun』は「息子ジョアンが父親の足跡を辿る。伝説の継承なるか」と期待を込め、『Marca』紙は「すでにスペインのパスポートを持っているのはアドバンテージだ。まずプロデビューを飾れるかに注目だ」と記した。
 

 ラジオ局にジョアンについて問われたロナウジーニョ氏は「そうなんだ、ジョアンのバルセロナ入団が決まってね」とにっこり笑い、次のように想いを口にした。

「バルセロナはずっと僕の心のクラブであり続けた。一度も心から離れたことなんてない、いつも一緒だったよ。今回、息子がバルサでプレーすることが決まったから、これまで以上に頻繁に顔を出しちゃうだろうな(笑)」

 ロナウジーニョ氏は2003年夏から5シーズンに渡ってバルセロナで活躍。2度のラ・リーガ制覇、1度のチャンピオンズリーグ優勝、さらに2005年にはバロンドール受賞とキャリアの最盛期を謳歌した。現在はクラブのアンバサダーを務めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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