「11歳からトッテナムにいて…」大記録達成のケインが6万人を前に激熱スピーチ!静養中のコンテ監督からは直電「君を誇りに思う」

2023年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プレミアで200ゴールを達成するなんて、考えてもいなかった」

シティ戦後、ホームサポーターが見守る前でマイクを手に取ったケイン。(C)Getty Images

 現地時間2月5日に開催されたプレミアリーグ第22節で、5位のトッテナムは2位のマンチェスター・シティとホームで対戦。15分にハリー・ケインがショートカウンターから奪ったゴールを守り切り、1-0の勝利を収めた。

 レンタル移籍期間を除き、トッテナム一筋を貫いてきた29歳にとって、この得点は記念すべきプレミアリーグ通算200点目で、クラブ通算では267点目。並んでいたレジェンドOBジミー・グリーブス氏を抜き、歴代単独トップに立った。

 現地メディア『90min』によれば、名実ともにトッテナムNo.1ストライカーとなったケインは試合後、6万人以上のホームサポーターの前でインタビューに対応。愛するクラブへの熱い思いを明かした。

「11歳からここにいて、たくさんのハードワーク、犠牲、献身があった。プレミア初先発は、(以前使用していた本拠地)ホワイト・ハート・レーンの晩年で、サンダーランド相手に得点したことを覚えているよ。プレミアで200ゴールを達成するなんて、考えてもいなかった。年を取ってからキャリアを振り返った時、きっと誇りに思えるものになるはずだ」
【動画】記念すべき初ゴールからマンCを葬るプレミア200点目まで!ケインがトッテナムで決めた全ゴール
「今回のスペシャルゴールはいつもと違う感覚だったか」という問いには、「もちろん(そういう考えは)頭の片隅にはある」と答えた。

「どの試合でも得点しようと必死だけど、この試合で得点できたことは……気持ちとアドレナリンで圧倒されたよ。勝点3を獲得し、この瞬間を一緒に味わうために必死だった。これ以上望むものはないだろう。

 ジミーは史上最高のストライカーの1人だ。彼と肩を並べられるだけでも本当に素晴らしい気分だよ。ジミーの家族も家で見ていると思うし、誇りに思うだろうね。彼の上に立つなんて、夢のようだよ」

 その後、ケインにサプライズで祝福した人物がいる。母国で静養中のため、チームから一時的に離れているアントニオ・コンテ監督だ。情に厚いイタリア人指揮官は、ロッカールームに戻ったイングランド代表FWに電話をかけ、「君を誇りに思う」と労ったのだ。さらに体調が問題ないことも伝えた。

 イングランド代表の大先輩、アラン・シアラー氏が持つ、プレミアリーグ歴代最多得点記録(260点)も視界に入ってきた。今後もこのペースで得点を重ね、数年後にはプレミアNo.1ストライカーの称号も得られるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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