「増やしても全然いいかなと思う」野々村芳和チェアマンがJリーグ“外国人枠”拡大の可能性に言及「ただサポーターが満足するのか」

2023年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いろんな選手がいたほうが俺はいいと思う」

Jリーグの外国人枠について自身の考えを述べた野々村チェアマン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグが2月3日、公式YouTubeチャンネルを更新。トーク企画『ののチャンネル』にて、野々村芳和チェアマンが外国人枠の拡大について考えを述べた。

 現在のJリーグで、チームへの登録自体は制限が設けられていない外国籍選手枠だが、試合への出場はJ1で最大5人と定められている。

 野々村チェアマンは、「外国籍選手枠に変更を加える可能性はありますか?」との視聴者からの質問に回答。外国人出場枠の拡大にはメリットとデメリットがあるとし、「自国の選手をどう守るかと、自国の選手のレベルをどうやったら上げていけるかのバランスが大事」と語った。
 
「(リーグの)レベルを上げるためには、多様な選手、多様なタイプの選手、国籍も含めていろんな選手がいたほうが俺はいいと思う。ただそれで、そのクラブのサポーターは満足するのか、クラブがどういうクラブになりたいかっていうのもある。日本人選手が誰もいなくなって、圧倒的エンタメで売っていくというチームならいいけど。だからこれは難しいね」

 クラブの方向性やサポーターの思いを考えると判断が難しい問題だとしたうえで、野々村チェアマンは「でも増やしても全然いいかなと思う。増やして、サポーターも満足して、マネジメントもできて、クラブ全体としての価値が上がるというのであれば、全くいいかなとは思う」との見解を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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