「この選手面白いってスタッフに言いに行った」槙野智章が日本代表で出会って驚いた19歳とは?「いとも簡単にパンパンと…」

2023年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まじでなんでもできる」

槙野氏が日本代表で驚いた選手とは? (C)Getty Images

 元日本代表・内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、昨シーズン限りで現役を引退した槙野智章氏がゲスト出演。現代表選手のエピソードを明かした。

 2018年のロシア・ワールドカップに出場した槙野氏が、大会後に発足した森保ジャパンで顔を合わせたのが、「まじでなんでもできる」と絶賛した冨安健洋(現アーセナル)だった。

 ベルギーのシント=トロイデンに所属していた当時19歳の冨安について、「森保ジャパンの立ち上げの時、一緒にやらせてもらって、最初にこの選手面白いと思った」と語った槙野氏は、内田氏に「どういうところが?」と聞かれると、こう答えている。
 
「森保さんの練習って、最初複雑な練習を落とし込んで徐々にできるようになっていくんだけど、その練習がとにかくディフェンスラインにとって不利な練習。森保さんが理不尽なボールをパンと出して、攻撃の選手がプレスを掛ける。ディフェンスの選手は無理な状態から、頑張って繋ごうとする。冨安選手はいとも簡単にパンパンとかわして。(足下が上手いタイプに見えなかったが)意外にできる、面白いって思って。すぐスタッフに言いに行ったもん。いいねって」

 内田氏から「みんな、知ってるわ。いいから呼んでるんだから」と突っ込まれると、「めっちゃ真面目」とオフの時間の過ごし方にも言及。「代表活動は練習終わって、食事をとったらフリー。そんななか、(冨安は)身体のケア、ストレッチ、体幹とかやってる。自分の身体にめちゃくちゃ向き合ってる」とその姿勢を称賛した。

 百戦錬磨の名手から見ても、現在プレミアリーグの名門で活躍する多才なDFは別格の存在だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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