ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、古巣との対戦に意気込んでいる。

　昨季、マンチェスター・シティからのレンタルでシャルケに在籍していた板倉は、今季からボルシアMGに完全移籍し、加入当初からすぐさまレギュラーに定着。９月に負ったケガのため、約２か月間の長期離脱を余儀なくされたものの、カタール・ワールドカップ開幕前に実戦復帰し、以降もチームの守備の要として躍動している。

　そんな板倉は、現地時間２月４日に行なわれる古巣シャルケとの一戦を前にクラブの公式サイトでインタビューに応じた。

　相手は現在、最下位に沈んでいるが、板倉は警戒を強めている。

「シャルケは多くのエネルギーを持って挑んでくるでしょう。選手たちはクラブにすべてを捧げ、全力で戦ってきます。だからこそ、僕たちもしっかり準備をして、集中力を高めて試合に臨み、自分たちのサッカーを貫き通さなければなりません。それができれば、勝利に繋がると思います」
 

　また、かつてのチームメイトらとの再会も心待ちにしているようで、「よく知った顔ぶれとの再会はとても楽しみです。誰か１人の名を挙げることはしませんが、ゲルゼンキルヘンでは良い時間を過ごしたので、前のチームメイトたちにまた会えるのは嬉しい限りです」と語っている。

「特別な試合になるか？」との質問には「もちろん」と即答した板倉。「去年はシャルケで気持ちよくプレーできましたが、今はボルシアのためにすべてを捧げたいと思っています」と意気込んでおり、前回対戦では２－２のドローに終わった古巣との再戦に燃える。

　日本代表のディフェンスラインでコンビを組んだ吉田麻也や上月壮一郎との日本人対決にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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