「何をしてもうまい」鹿島新加入の佐野海舟が衝撃を受けたチームメイトは?「実際に話してみたら…」

2023年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分でも分からない。気付いた時には、自分の持ち味に」

鹿島に新加入した佐野がファン・サポーターからの質問に答えた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズは2月2日、公式YouTubeでFC町田ゼルビアから完全移籍で加入したMF佐野海舟のインタビュー動画を公開した。

 佐野は2019年に米子北高から町田に加入。1年目から出場機会を掴み、22年は20試合で1得点。通算では、J2で116試合に出場して8得点をマークしている。

 鹿島への移籍が決まった際には、町田でチームメイトだった元北朝鮮代表FWの鄭大世氏に「最強の守備的ボランチ。攻撃時もセンスがある」と称賛された逸材だ。

 そんな22歳のMFが、ファン・サポーターから寄せられた40の質問に答えた。まずは、鹿島からオファーが届いた際の気持ちは「うれしいし、すぐに、あまり悩まずに行きたいと思った」と返答した。

 加入前後で印象が変わった選手と、鹿島で一番うまいと思う選手には、共にFW鈴木優磨と回答。今季から導入された4人体制のキャプテンの1人となった26歳FWについて、こう語っている。
 
「闘志あふれる感じがあったけど、実際に話してみたら、すごく優しかった」「最初来た時に、衝撃を受けた。何をしてもうまいと思った」

 さらに、目標としているチームメイトには、鈴木と同様に新キャプテンで佐野にとっては高校の先輩でもあるDF昌子源を提示。「言葉で人を動かしたりするのが凄いと思ったので、自分に無い部分をたくさん持っている」として、「尊敬しかない」と称えた。

 一方、「なぜそんなにボールが『回収』できる?」という質問には、「自分でも分からない。気付いた時には、それが自分の持ち味になっていた」と回答。

 今シーズンの目標には「タイトルを取る」、個人の目標には「数字よりは、タイトルを取るために、自分が必要なことを出し続ける」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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