「SNSで知ったよ。すごい話だよね」共通点を持つベルギー時代の同僚が三笘薫を深堀り!「何かを聞き出すのは大変だった」英語は…

2023年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「一緒にプレーできたことを誇りに思う」

昨シーズンにユニオンSGで共にプレーした三笘(左)とバージェス(右)。(C)Getty Images

 ユニオン・サン=ジロワーズに在籍するクリスチャン・バージェスが、インタビューに対応。昨シーズンに同クラブで共闘し、現在はブライトンで活躍する三笘薫について語った。英衛星放送『Sky Sports』が1月30日付けで伝えている。

 25歳の日本代表MFは、東京五輪後の2021年夏に川崎フロンターレからブライトンに加入するも、ビザの問題からレンタル移籍でベルギー1部のユニオンSGへ。当初はベンチスタートが続いたが、途中出場から圧巻のハットトリックを達成した11節のスラン戦を皮切りに出場機会を増やし、最終的には優勝争いをするチームの主力に成長した。

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 三笘より6つ年上のイングランド人DFは当時に触れ、「面白いよね。彼は当初、毎試合先発したわけではない。相手が少し疲れている時に投入され、彼のペースが相手を吹き飛ばしていた」と振り返った。

「シーズンが進むにつれて、本格的にプレーするようになり、90分間プレーするようになった。プレーオフでは、これまでとは違う一面が見られたよ。クラブ・ブルージュ戦では、本当に身体を張っていた。その勝負師のような姿勢に、ボールに対するクオリティがより加われば、一握りの特別な選手になれるだろう」

 筑波大を経て、プロ入りした三笘のように、バージェスはバーミンガム大学で勉学に励んでいた経験を持つ。この共通点は「SNSで知ったよ。すごい話だよね」と声を弾ませると、続けてピッチ外でのこんな印象を明かした。
 
「カオルはあまり英語が話せなかったので、彼の多くは知れなかった。知っていたのは日本から来て、ブライトンと契約し、今一緒にいるという情報だけだ。僕らは彼について全く何も知らなかったんだ。でも本当に良い奴で、とても謙虚で物静かだった。いつも笑顔で、たとえ理解できなくてもジョークに笑っていた。

 だけど、リスニングはスピーキング以上だったと思う。少なくともそう思わせていたね。まあ彼から何かを聞き出すのは大変だった。コミュニケーションが取れないのは想像に難くない。でもユニオンは英語圏が中心のクラブだから、在籍中に彼の英語は上達したよ」

 ベルギーから羽ばたいたサムライ戦士は、カタール・ワールドカップで強豪相手に躍動し、ブライトンでも当初は控えの扱いから、ユニオンSG時代同様に序列を上げてみせた。今や世界中から熱視線を送られる元チームメイトを、バージェスは誇りに感じているようだ。

「ワールドカップで彼のプレーを見られたのは、本当に嬉しかった。一緒にプレーできたことを誇りに思うよ。それにブライトンでの活躍もとても嬉しい。まだ若いので、これからもっと成長していくだろう。彼はトッププレーヤーだ」

 プレミアリーグを席巻するパフォーマンスに加え、試合後のインタビューでも堂々と英語で受け答えをしている三笘。ピッチ内外で圧倒的な進化を示している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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