現地時間１月29日に開催されたスコットランドリーグ第23節で、日本人６選手が在籍する首位のセルティックは、10位のダンディー・ユナイテッドと敵地で対戦した。

　古橋亨梧と旗手怜央が先発。前田大然、小林友希、岩田智輝はベンチスタートに。今シーズンいまだ出番がなく、ポステコグルー監督から事実上の戦力外通告を受けた井手口陽介はメンバー外となった。

　17ゴールでリーグ得点ランキング首位に立つ古橋は、開始早々のシュートや、18分の相手GKビリギッティへの猛烈なプレスなどで存在感を示す。

　26分には旗手が古橋との絶妙な連係からシュートを放つが、枠を捉えきれない。さらにその３分後には、ペナルティエリア内で縦パスに反応した古橋が絶好機を迎えるも、ビリギッティの好守に阻まれる。

　押し込むセルティックは、迎えた43分に旗手のパスに反応した古橋が、ペナルティエリア内で倒される。一度はPKと判定されるが、オン・フィールド・レビューの末に取り消される。
 

　スコアレスで折り返すと、51分にようやく試合を動かす。ムーイのクロスをジョッタが巧みにヘッドで叩き込んだ。

　勢いに乗ったアウェーチームは、直後の56分に相手のハンドでPKを獲得。これをムーイがビリギッティの逆をつくキックできっちり決め、あっという間にリードを２点に広げる。

　67分には３枚替えを敢行。このタイミングで旗手を下げ、前田を投入する。さらに82分には古橋に代えて、25日に加入したばかりのオ・ヒョンギュも送り込む。注目の韓国代表FWはこれが新天地デビューとなった。

　結局、試合はこのまま２－０でタイムアップ。セルティックは危なげなく公式戦５連勝を収めた。なお、今冬に加入した小林と岩田に出番は最後まで訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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