１月28日午前、日本代表の森保一監督が欧州へと旅立った。現地で欧州組のプレーをチェックしつつ、選手たちと積極的に意見交換もするという。３年後の北中米ワールドカップに向けて、本格的にリスタートを切った格好だ。

　この報道を受けて、韓国のサッカー専門メディア『Best Eleven』が驚きを持ってその様子を伝えている。「モリヤスはなんて忙しい監督なんだ！　契約更新して間もないのにもう欧州組を視察するために日本を発った」と題し、次のようにレポートしている。

「森保監督は忙しい。もう動き出したようだ。カタール・ワールドカップで結果を残して、まだ休息を取ってもいいところだが、さっそく飛行機に乗り込んだのである。現地では選手たちと対話の場を持ち、カタール大会での課題について選手視点の意見も聞くのだという。すべては将来を見据えた行動であり、彼は全エネルギーを日本代表の強化に注入している」

　さらに同メディアは代表ＯＢである名波浩、前田遼一の両氏がコーチに就任したことも報じ、「2023年アジアカップへの準備をスタートさせた。用意周到で余念がない」と感心しきりだ。
 

　一方、韓国代表の新監督選びは表立っては見えてこない。

　これまでに前バレンシア監督のホセ・ボルダラス氏や前ブラジル代表監督のチッチ氏の名が浮上したが、話はまもなく立ち消えた。直近では元アルゼンチン代表監督のマルセロ・ビエルサ氏、そして元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏が有力候補に挙がったとの情報が流れている。いずれにせよ、韓国メディアは相当にヤキモキしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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