「クボを取り戻すためにいくら必要なのか?」久保建英、バルサ戦の躍動で古巣マドリー寄りメディアが復帰に言及!「彼の居場所がなかったとは考えにくい」

2023年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マドリーが関心を示した理由を十分に示している」

古巣のバルサ戦で孤軍奮闘した久保。(C)Getty Images

 宿敵のバルセロナを相手に躍動した久保建英に、レアル・マドリーの専門メディアも注目している。
 
 1月25日に開催されたコパ・デル・レイの準々決勝で、久保が所属するレアル・ソシエダはバルセロナと敵地で対戦し、0-1で敗れた。

 この一戦で4-3-1-2のトップ下に入った日本代表MFは、文字通り躍動する。30分にクロスバー直撃のシュートを放てば、59分には左サイドから正確なクロスを供給。アレクサンダー・セルロトがシュートをミスし、アシストにはならなかったものの、絶好機を創出した、

 この活躍を受けて、マドリーの専門メディア『Planeta Realmadrid』は26日、「マドリーはクボを取り戻すためにいくら支払う必要があるか?」と題した記事を掲載している。
 

 同メディアはまずバルサ戦のパフォーマンスについて「日本人選手は、当時マドリーが彼にこれほどまでに関心を寄せた理由を十分に示している。昨日、彼はカンプ・ノウのピッチで、モノが違うことを再び明らかにした。彼のチームで最高の選手の一人だった」と絶賛。こう続けている。

「彼のレアル・ソシエダとの契約は2027年6月まで満了しないため、マドリーが彼をベルナベウに戻したい場合、他のチームと同様に契約解除条項に直面する。契約解除金は6000万ユーロ(約84億円)だ。また、仮に(どこかのチームに)3000万ユーロで移籍した場合、マドリーは1300万ユーロを受け取る契約となっている」

 記事は「マドリーが彼との契約を検討しているわけではないが、彼が復帰するための選択肢は何なのか、いま疑問に思っている人が大勢いる」と綴っている。

「真実は、今シーズンの彼のパフォーマンスを考えると、彼がマドリーのロッカールームで居場所がなかったとは考えにくい。21歳の選手には、明るい未来があるようだ」

 今週末、その久保は、他でもないマドリーとの一戦に挑む。古巣を相手に再び輝きを放てば、ファンの"復帰待望論"はますます過熱するかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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