【Jリーグ】最大4クラブのセカンドチームが、来季のJ3に参戦。鹿児島のJ3入会も決まる

2015年11月17日 古田土恵介(サッカーダイジェスト)

U-23チームは、オーバーエージ3名が認められる見込み。

来季のJ3参戦には、FC東京、G大阪、鳥栖、C大阪の4クラブが手を挙げている。(写真はJ3相模原の高原)。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 11月17日、Jリーグ理事会がJFAハウスで行なわれ、2016年からJ3に参戦するJ1・J2クラブのU-23チーム(セカンドチーム)が、最大でも4チームになることが決まった。J-22選抜が来季もJ3に参戦した場合、J3は最大18チームでのリーグ戦となる。
 
 U-23チームは原則として23歳以下で編成されるが、オーバーエージ枠が3名(他GKは1名)認められる見込み。16年度のJ2への昇格はないものの、17年以降に基準を満たすチームが手を挙げた場合は入れ替え戦も検討するという。
 
 参入チームについては「昇格を狙っている街クラブと戦うからこそ育成効果がある」との村井満チェアマンの言葉どおり、クラブビジョンや参加思想、育成哲学も含めて長期的な参戦が可能かどうかがひとつの焦点。クラブ財政や保有スタジアムも審査基準となる。
 
 ただ、詳細は次回以降の理事会で決定される予定。2014年から参戦していたJ-22選抜の来季以降の参加についても、今後のJFA理事会で諮られるという。また、出番のない選手が本気で戦える場所として、J1希望クラブによる準公式戦の育成マッチデー(仮称)も議論された。
 
 その他、琉球のJ3クラブライセンス交付と鹿児島のJ3入会が決定。あわせて来季以降のJ3のレギュレーション(ベンチ入り人数、外国籍枠など)がJ1、J2と統一されることも決まった。
 
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