「韓国代表MFは怒り心頭だ!」移籍を希望するイ・ガンインと断固拒否を貫くマジョルカの関係が悪化「SNSのフォローを外した」

2023年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

違約金は1700万ユーロだが、クラブに売却の意思なし

マジョルカ首脳部への不信感を募らせるイ・ガンイン。今後どのような展開を見せるのか。(C)Getty Images

 韓国代表の若きホープが苦境に立たされている。

 現地1月26日、スペイン全国紙『MARCA』はラ・リーガのマジョルカに所属するMFイ・ガンインがクラブに対して「怒り心頭だ」と報じた。なんでも冬の移籍市場で複数のオファーが届いているにも関わらず、クラブ側がそのことごとくをブロックして取り合わないという。このスタンスに激怒した21歳のレフティーが不信感を募らせているのだ。

 同紙は「クラブとしては当然だ。ここまで2得点・4アシストで活躍している主力を簡単には手放せない。マジョルカは現在10位だが、ヨーロッパリーグ出場圏内の6位までわずか3ポイントだ。クラブ首脳もハビエル・アギーレ監督も誰ひとりとして主力を移籍させるつもりはないだろう」と伝えた。

 マジョルカのパブロ・オルテルスSDはイ・ガンインに直接、「この冬での移籍は考えられない」とクラブ側の姿勢をあらためて説明したという。だが、ステップアップ移籍を望む選手本人は自身のインスタグラムからクラブ公式アカウントへのフォローを解除するなど、無言の抵抗を示しているようだ。
 
 イ・ガンインとマジョルカの契約期間は2025年6月までで、契約解除の違約金は1700万ユーロ(約24億円)と言われる。英紙『Daily Mail』などによると、ニューカッスル、アストン・ビラ、ブライトン(ともにイングランド)、フェイエノールト(オランダ)といったクラブが獲得に本腰を入れているようだが、マジョルカ側はいっさいの交渉を受け付けていない。『MARCA』紙は「ただし、シーズン終了後となれば話は別だ。1700万ユーロを支払えるクラブが手を挙げれば交渉に応じるだろう」と記している。

 2021年夏、前所属のバレンシアから冷淡な仕打ちを受けて契約解除に追い込まれたイ・ガンイン。そこから新天地のマジョルカで再起を果たしてハイパフォーマンスを連発し、2年目の今季はキャリアベストとも言えるシーズンを過ごしている。一大騒動に発展しそうな気配だが、マジョルカ側の姿勢は明確なだけに、今後のイ・ガンインの動向が注視される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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