37歳DF鎌田次郎が現役引退を発表。柏、仙台、相模原で活躍「今後は指導者の勉強をしていきたい」

2023年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「次郎ちゃんも引退なのね…」「寂しい」

現役引退を発表した鎌田。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 SC相模原は1月21日、鎌田次郎の現役引退を発表した。

 FC東京の下部組織出身の鎌田は、流通経済大を卒業後の2008年に柏レイソルに加入。10年にはベガルタ仙台に移籍し、6シーズンに渡ってプレー。16年に柏に復帰し、21年から相模原に所属していた。

 J1、J2、J3とすべてのカテゴリーを経験し、トータルで344試合に出場し、15得点を記録。37歳DFは相模原の公式HPで以下のようにコメントした。

「この度、2022シーズンをもって引退する事を決断致しました。

 Jリーグが開幕した1993年、小学生だった私の「夢」はどんな時も「Jリーガーになる」でした。 校庭、公園、家の壁、多摩川の河川敷で飽きる事なく仲間とボールを蹴り続けた記憶が蘇ります。

 2006年の強化指定選手で初めてプロデビューした日から2022年まで15年以上もプロサッカー選手として試合に出場させて頂きました。それはこれまでに出会った選手や指導者の方々、 各チームの関係者の皆様、 いつもスタジアムで応援して下さるサポーターの皆様あってこそでした。本当にありがとうございました!
 
 今後は日本サッカー界発展の為、またサッカーが大好きな子ども達の為に指導者の勉強をしていきたいと考えております。

 最後に、いつも側に寄り添っていてくれた妻と3人の子ども達。丈夫な身体に産んでくれた母。夕方リフティングの練習を見守ってくれた天国の父。いつも笑ってる兄と弟に感謝を伝えます。ありがとう!」

 引退の一報にクラブの公式ツイッターには「現役生活お疲れ様でした!」「次郎ちゃんも引退なのね…」「寂しい」「2011川崎でのゴールは忘れません」「印象的だったのが、神戸戦でのオーバーヘッドのゴール」といった声が上がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】魂のヘディングシュート、圧巻オーバーヘッド…鎌田次郎、忘れがたきゴールをプレーバック
 

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