「腹が立ったし、リベンジしたかった」インテルMFチャルハノール、伊スーパー杯快勝で古巣ミランに意趣返し!「リスペクトせよ」

2023年01月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「業は返ってくるものさ」

昨シーズンに揶揄された古巣ミランへ反撃したインテル。(C)Getty Images

 ミランやそのサポーターとハカン・チャルハノールの関係は、ますますこじれていきそうだ。

 1月18日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナは、インテルが3-0でミランに勝利した。ダービーファイナルを快勝で制した試合後、チャルハノールは古巣ミランにリベンジを望んでいたと話している。

 チャルハノールは2021年、背番号10を纏ったミランを契約満了で退団し、同じ街のライバルであるインテルに加入した。当然、ミラニスタの怒りを買ったが、移籍後も事あるごとにインテルを称賛し、ミランへの不満を口にしたことで、古巣ファンとの関係は険悪になっていった。

 だが、移籍1年目の昨シーズン、チャルハノールは前年度王者のインテルで優勝できず。しかも、戴冠を果たしたのは、古巣ミランだった。ズラタン・イブラヒモビッチが優勝パレードで「ハカンにメッセージを送ってやれ」と煽るなど、チャルハノールはミランの選手やサポーターから揶揄された。
 
 今回の勝利で溜飲を下げることができたのだろう。『Gazzetta dello Sport』紙によると、チャルハノールは試合後に「非常に重要な勝利で、僕にとってはなおさらだ。僕らは上回っていることを示した」と話している。

「(優勝時のミラン側の揶揄は)腹が立ったし、リベンジしたいと強く望んでいた。あのときは黙っていることを望んだけど、思ってもいなかったことを目にして、キツかったよ。業は返ってくるものさ。僕らはミランを粉砕した。これで彼らは僕らをリスペクトすべきだ」

 このコメントが、ミラニスタの怒りの火に油を注いだことは想像にかたくない。次のダービーは2月5日とそう遠くない。セリエA後半戦での大一番は、またさらなる緊張に包まれることになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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