現地時間１月18日に開催されたスコットランドリーグの第22節で、日本人選手６人がプレーする首位のセルティックは、セント・ミレンをホームに迎え、４－０で快勝を収めた。

　この試合で圧巻の活躍を見せたのが、CFの古橋亨梧だ。１点リードで迎えた35分、旗手怜央が左足で出した絶妙のスルーパスに反応して裏抜けすると、飛び出してきたGKを見て瞬時にループシュート。鮮やかに先制点を決める。

 

　さらに53分、ジョッタのグラウンダーのクロスを冷静に流し込み、自身２点目を奪取。２ゴールの活躍を見せた。

　とりわけ称賛を浴びているのが、１点目の美しいループシュートだ。スコットランドメディア『footballscotland』は「シーズン最優秀ゴールを競う」として、こう驚嘆している。

「キョウゴのこの夜最初のゴールは美しかった。セルティックのファンの間で、今シーズンの最優秀ゴールになる可能性があると囁かれている」

　記事は「ハタテがディフェンスを切り裂く華麗なパスを出して、同胞のキョウゴを解き放ち、見事なフィニッシュを見せた。日本のスターは、（相手GKの）トレバー・カーソンに鮮やかなロブを放った」と続けている。

　巧みな動き出しと、秀逸なフィニッシュ。古橋の持ち味が凝縮された一撃だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】旗手の絶妙スルーパス→古橋が決めた圧巻のループ弾

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選！