「強化部長になったらお前にオファーする、と…」監督を目ざす槙野智章が現役時代にチームメイトと交わした“約束”を明かす

2023年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「面白いと思った練習をプロ2年目からメモしていた」

やべっちスタジアムにて、今後の目標である監督について赤裸々に語った槙野氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 昨シーズン限りで現役を引退した槙野智章氏が、1月15日にDAZNで配信された『やべっちスタジアム』に出演。今後の自身の指導者としての道について言及した。

 J1通算415試合に出場し、日本代表としても2018年のロシアW杯に出場するなど、輝かしい実績を残した35歳は、神戸で昨年12月に現役引退を発表。引退会見では、これからの目標について「監督になりたい」と話していた。

 そんな槙野氏が、やべっちスタジアムのコーナー企画『監督ミーティング』にゲストで登場。選手時代から「これまで指導してくださった監督さんの面白いと思った練習をプロ2年目からメモしていました」と引退後の未来を想像しながら、日々を過ごしていたと明かした。

 また、プロ生活を送りながら同時に指導者ライセンス獲得を目ざしていたとし、「僕が先に(ライセンスを)取れば、約束した選手たちを後で引っ張れるんじゃないか」とチームメイトと交わした"約束"を告白。続けて、次のように述べた。
 
「僕が監督になるためには強化部長がオファーをしてくれるチームがないといけない。僕の同じ年代(の選手)には、監督になりたい人もいれば、コーチになりたい、強化部になりたい人もいる。いろんな道があるなかで『じゃあ僕は監督の道に行くから』と、『強化部で槙野をオファーするからライセンスを先に取ってくれ』という会話を仲間同士でしていました。

(強化部を目ざしている人は)もちろん今プレーしていますけど、僕がライセンスを取るあいだに勉強をして、『強化部長になったらお前にオファーする』と言ってくれました」

 現役時代から常に将来を見据えて行動していた槙野。目標とするのはアトレティコ・マドリ―のディエゴ・シメオネ監督だと言い、「感情的な部分を選手にも伝えたり、ファン・サポーターを巻き込むジェスチャーとか、僕にとっては理想とする姿」と熱く語る元日本代表DFの今後の指導者としての歩みに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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