ヴィッセル神戸は１月12日、公式YouTubeチャンネルでMF汰木康也のインタビュー動画を公開した。

　27歳のアタッカーは昨シーズン、神戸に移籍初年度ながら主軸に定着。32試合に出場して、チーム３位の５得点、同トップの５アシストをマークした。

　ただ、得点については「３倍とれた。ゴールも外したシーンでいうと。決定機を10本以上外しているので」と反省。アシストについても、「よく決めてくれたなっていうシーンもあった。セットプレー３本なので、そこは足らなすぎる」と振り返った。

　一方、チームメイトとの連係については、DF酒井高徳と「一番長く近くでプレーしていた」として、自身の分まで守備で走るなど長所を引き出してもらい、「大分良い関係になってきた」という。
 

　さらに、FWの大迫勇也と武藤嘉紀とも、「どちらとも良い関係を前で築くことができたと思う」として、「手応えのあるシーズンだったので、それを今シーズン最初からできるということで本当に楽しみでしかない」と意気込んだ。

　また、今季から背負う「14番」については「一番思い入れがある。昔から、小学校の時はずっとアーセナルの（ティエリ・）アンリを見ていた」とコメント。自身が横浜F・マリノスの下部組織にいた頃にもつけていて、「本当に好きな番号」と語った。

　さらに、「あとは槙野君の思いも背負って」と笑顔を見せる場面も。昨年共に浦和レッズから移籍し、昨季限りで現役を引退した槙野智章氏が「14番」をつけたのに対して、「何で14番つけたんですかって、ちょっと文句を言った」と振り返った。「今ではもう、それも背負って頑張りたいと思う」と締めくくっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「楽しみでしかない」汰木康也が新シーズンへの意気込みを語る。"14"は「本当に好きな番号」

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