１月８日に行なわれたラ・リーガの第16節で、久保建英が所属する３位のレアル・ソシエダが昇格組のアルメリアと敵地で対戦。２－０で快勝を収めた。

　４－４－２の２トップの一角に入った久保は、14分にチームのファーストシュートを放つなど積極果敢にプレー。48分には、オフサイドぎりぎりでダビド・シルバのパスを受け、右サイドからリターンパス。この日が37歳の誕生日だったシルバが決めた先制ゴールを演出する。

　シルバに渡る前に相手DFが触っていたため、欧州のデータサイトなどはアシストにつけていなかったが、現地映像のCGはアシストと表示した。

　久保は、前節のオサスナ戦でも、ブライス・メンデスの先制ゴールをお膳立てしたが、相手選手が触っていると判断され、幻のアシストとなっていた。それだけに、その点を気にしていたようだ。

【動画】「アシストにしてくれた？」現地でも判断が分かれている久保建英のお膳立て。見事な動きでシルバの先制弾を演出

　スペインメディア『El Desmarqu』のギプスコア版によれば、試合後、DAZNのフラッシュインタビューに応じた久保は、「皮肉を込めて」こう語ったと報じている。

「今回はアシストとしてカウントされた？ ありがとう。先週は消されてしまったからね」

　53分には、アレクサンドル・セルロトが奪った追加点のプレアシストをマークした久保。やはり数字が残るかどうかは気になるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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