「インパクトを残すと予見した者は少なかった」躍動する三笘薫を“スカウト部門の成功例”と海外激賞!「こんな選手がいれば、どんなチームも幸運」と紹介したスタッツは?

2023年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーグ戦直近の4試合で3ゴール

加入1年目から大きなインパクトを残している三笘。(C)Getty Images

 ワールドカップを挟み、出場したここ4試合のプレミアリーグで3ゴールを挙げたのだから、注目度が増すばかりなのも当然だ。

 ブライトンの三笘薫は、大みそかのアーセナル戦、続く新年初戦のエバートン戦と、2試合連続でネットを揺らしている。初めて先発出場した10月29日のチェルシー戦以降の5試合のうち、4試合でゴールかアシストを記録してきた。

 欧州のデータサイト『Whoscored.com』は1月6日、「アーセナルのファンはミトマを称賛した。ミトマはブライトンのスカウト部門の成功例のひとつだ」と、三笘を称賛している。

「ミトマはプレミアリーグにおけるブライトンのチーム4番目の得点数で、新鮮な空気であることを証明した。決定率30%は、今季のプレミアリーグで10本超のショットを打った135選手中6位の数字だ」

「さらに、90分あたりの平均2.2ドリブルはリーグ3位だ(10ドリブル超の選手が対象)。相手を上回ることができ、なかなかの決定力を持つウインガー…そんな選手がいれば、どんなトップチームも幸運だろう」
 
 そのうえで、同メディアは「重要なのは、ブライトンが相手に圧倒されないように、ミトマがハードワークをすることだ」と、高く評価される理由は、攻撃面での貢献だけではないと伝えている。

「ファンから人気を博し、チームにとって重要な存在として早々に際立つようになったのは、彼の仕事ぶりも理由だ。1試合あたり2.5タックルは、プレミアリーグで47位。ファビーニョ、ジョルジーニョ、ライスといった選手たちをも上回る」

 Whoscored.comは「ロベルト・デ・ゼルビ監督のスタイルを考えれば、彼の就任でブライトンはエキサイティングになるはずだった」と続けた。

「だが、彼の下でミトマがこれほどのインパクトを残すと予見した者は、クラブにも少なかっただろう。今、彼はチームシートの最初に名前が出てくるひとりになっている」

 昨秋から大きな存在感を放ち、株が右肩上がりの三笘は、シーズン後半戦もさらなる飛躍を遂げることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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