「号泣する日本人を抱き寄せた」クロアチア代表DFの感動的な振る舞いを母国紙が絶賛!「仲間が歓喜に沸くなかで…」【2022総集編】

2023年01月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ハグし、キスをした。真の友なのだろう」

PK戦を制して喜びを爆発させるクロアチア代表イレブン。その歓喜の輪を外れ、ひとりの選手が…。(C)Getty Images

 ついに年が明け、2023年となった。本稿では、2022年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、スコットランドの名門でチームメイトの2人が、ワールドカップの舞台で見せた熱い友情に関する記事を再掲する。

記事初掲載:2022年12月6日

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 日本代表のベスト8進出の夢は、はかなくもついえた。

 現地時間12月5日、森保ジャパンはカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦。幸先良く前田大然のゴールで先制するも、後半にペリシッチの豪快ヘッドで同点とされ、1-1のまま突入したPK戦で競り負けた。悲願成就はふたたび、4年後に持ち越されたのである。
【画像】前田大然とユラノビッチの感動的な抱擁ショットをチェック!
 歓喜に沸くクロアチアのイレブン。そのなかでひとり、日本人選手の元に歩み寄って抱擁をかわした選手がいたと、クロアチア地元紙『24sata』が伝えている。
 
「見事にPK戦を制して、誰もがセレブレーションに酔いしれるなか、勝敗を超えた感動的な場面を演出した選手がいる。試合後に号泣するダイゼン・マエダを抱き寄せたのは、セルティックでチームメイトのヨシップ・ユラノビッチだった。呼び止められて、さらに涙が止まらなくなったマエダをハグし、キスをした。真の友なのだろう。素晴らしいよ、良くやった、ヨシップ」

 右SBで先発出場したユラノビッチは、試合中に前田とも何度かマッチアップ。健闘を称え合ったふたりはふたたびグラスゴーに帰還し、スコットランド・プレミアリーグを戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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